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三宅島について
灰干しの取り組み
三宅島の漁業と灰干し
三宅島は、2000年の大噴火による全島避難以後の復興途上にあります。また、漁業についても従事者の高齢化の影響も重なり、衰退してきています。
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ようやく定置網漁は復活しましたが、東京までの搬送費用が高くなり採算が合わないゴマサバなどの魚種は沖で捨てている状態です。また、獲れるにもかかわらず、消費量が少ないために敢えて獲らないトビウオなどの未利用魚種もたくさんあります。
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しかし、三宅島の火山が造る火山灰や礫を利用する「灰干し」加工の発想によって、このような三宅島の豊富な、しかも利用されていない魚に商品としての付加価値を付けることが可能になるのです。
この取り組みによって、島内の民宿やレストランの特色ある料理や土産として活用するだけでなく、東京、そして全国にも出荷できる可能性が出てきます。漁業と加工業の復活のきっかけとして、また、高齢化が進む漁師の後継者問題の解決、島外の人材の受け入れ、島内の若者の就業のきっかけともなります。
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灰干しの試作
三宅島における魚の水揚げから灰干しの試作までの様子を紹介します。
| 三宅島の漁港に水揚げされたキンメなどの魚です。 | ![]() |
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獲れた魚は内臓などを取り除き、開きにします。 |
| 開きにした魚は、一旦塩水に浸しておきます。 | ![]() |
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左の写真は、塩水に浸けた後に、その後特殊フィルムで挟み込み込んだ状態にしたものです。 特殊フィルムは、魚の水分が火山灰に吸収されるように、浸透性のあるものを使用しています。 |
| 特殊フィルムで挟んだ魚の上下を布または不織布と火山灰で覆います。 その後に、約20時間ほど、この状態で低温熟成させた後に、灰干しの完成となります。 |
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灰干しになる魚
灰干しになる魚として、ヒゲダイ(ウミヒゴイ)、キンメ(小型のもの)、ツンブリ、メアジ、タカベ(小型のもの)、ゴマサバ、ヒラマサの子などがあります。
地理概要
東京の南、約180kmの太平洋上にある火山島です。島は、東京都に属しています。
島には、活火山である雄山(おやま)がそびえており、その標高は約775mです。島の人口は、現在約2,800人です。










